がけ崩れ対策工として開発された崩落土砂等を補足する機能を持つ防護柵
インパクトバリアは、高強度ネット・ロープ・エネルギー吸収装置(ブレーキリング)等がバランスよく変形することで、大きな衝撃力に耐え、崩落土砂を完全に補足することができる新しいタイプの土砂防護の待ち受け工で、平成13年度施行の土砂災害防止工にも対応しています。
◆待ち受け工として擁壁を用いる場合、擁壁の大型化や法面工等の追加工事が必要となり、一般的な斜面では、平均斜度が大きくなるほどインパクトバリアが有利になります。
◆工事施工に必要な占有用地が少なく、樹木の伐採量を最小限にとどめ、斜面での掘削やコンクリート打設がないため山腹を傷めません。
◆実物大実験と動的シミュレーションによる検証を行い、構造性能には高い信頼性を有しています。