NETIS登録番号CG-100020-A
アクアテール35は、壁厚を350㎜にし、河川砂防技術基準に適応した水中補強土壁として唯一NETISに登録された河川・護岸用のテールアルメ工法です。
◆35㎝の壁厚で流水に対する高い安全性を実現
パネル形状は矩形とし、壁厚は35㎝。従来パネル(十字形)と比べ、重量が2.4倍となり、流水に対する高い安定性を実現します。
◆数々の基準や試験をクリアし、摩耗総+20㎜を見込んだ35㎝の壁面パネル
(社)日本河川協会による[改訂版建設省河川砂防技術基準(案)同解説設計書[Ⅱ]に記載された最小厚さ300㎜以上の基準に加え、国土交通省中部地方整備局による「道路設計要領‐設計編ー2008年12月」に記載されている摩耗層(+20㎜程度)を見込んだ厚さです。
◆漂流物の衝突に対しても高い安全性を確認
直径1.0m×長さ10mの流木が流速10m/秒(推定)で衝突しても所定の安定性が確保されていることが確認されています。(H240216通達道路橋示方書に則ります)
◆壁面材パネルの耐衝撃性能も十分に確保
洪水時や土石流の発生時、流木や歴が衝突した場合を想定し、実物壁面材を用いた重錘落下実験を実施し十分な耐衝撃性を確認しています。
◆浸水状態における水辺補強土壁の安全性を確認
土木研究所との共同研究により、水辺テールアルメ実物実験を実施し、浸水状態における補強材引抜き試験、土圧の計測、補強材のひずみ測定などの確認をしています。