Minisofiのデザインは沖縄県立芸術大学へのコンペ採択作品です。
コンパクトに格納された汚水処理システムは20年以上実績がある土壌を使った汚水処理技術です。処理水は臭いや色が無く、除菌された清潔な洗浄水を常時供給します。
国の基準では「車椅子使用者便房」の室内寸法は200cm×200cm程度と規定されていますが、それをはるかに上回る広い空間を実現しました。車椅子利用者の利便性が向上します。
国の基準では「車椅子使用者便房」の引き戸の引き残し幅は80cm以上とされていますが、それ以上の開口部を設け、スロープも標準装備してますので車椅子、ベビーカーでの出入りがスムーズです。
①トイレ汚水を②原水ポンプユニットにより③一次処理槽に送水します。③の一次処理槽で汚水の嫌気処理が行われ、流量調整した汚水は④分水マスを経由して⑤土壌浸潤槽に送られます。汚水は⑤土壌浸潤槽で高度処理され、⑥消毒・貯留槽に貯留された後、⑧加圧給水ポンプでトイレ洗浄水に再利用されます。⑦余剰水槽に余剰水が発生した場合は定期的に汲取り処理を実施します。
・処理性能 :BOD 10mg/㍑以下、SS 10mg/㍑以下、色度 30以下
・電源 :AC100V
・給水 :洗浄水:処理水を利用、手洗い、掃除用水:水道水もしくは雨水利用など
(オプションにてウォシュレット、オスイトメイト配慮の設備を設置する場合は水道水を接続する)
・オプション :「太陽光発電、蓄電システム(オフグリッド)」、「雨水利活用システム(アメリオ)」、「遠隔監視システム」は別途。
・法的区分 :「汲取り便所」扱い
・維持管理 :目安頻度(保守点検 3ヶ月毎、汚泥引抜・清掃 1年毎)、余剰水の汲取りは都度。
ミニソフィの汚水処理システムは全国に200件以上の採用事例がある省エネ、高度処理浄化槽(ソフィール:土壌微生物膜合併処理浄化槽(国土交通大臣認定 ))が基盤技術となっています。
土壌による特殊技術により臭いも色も無く、除菌された清潔な洗浄水を常時供給します。
20フィートコンテナ×2棟、手前 女子トイレ、奥側 男子トイレ、300回/日(最大)タイプ。「快適トイレ」標準仕様、付属品準拠。
国土交通大臣認定の土壌微生物膜合併処理浄化槽(ソフィール)を移動可能な循環型トイレに改良するために、中小企業基盤機構沖縄事務所の支援を受け、光建設、沖創工、アルコの3社で「新連携」の補助事業を実施し、共同開発、実証を行いました。
ミニソフィは汚水処理システムを搭載しているので、電源さえあれば、どこにでも多目的トイレが設置可能です。太陽光発電・蓄電システムを併設すれば電気のない場所でも自立型のトイレとして機能し、防災トイレとしても役立ちます。
掘削が困難な施設や現場(港湾、地質が岩盤)や史跡が埋設されている公園など
トイレの移動が必要もしくは望ましい施設、現場(洪水時に移動が必要な河川敷、イベント会場、工事現場など)
災害時に停電しても水洗トイレの継続が望ましい避難所、防災公園など
多機能トイレが必要な事業所、自治体など
外国人観光客の「おもてなし」としてトイレ整備が必要な施設など
商用電源の供給が困難であるが、水洗トイレの設置が必要な施設など
トイレ一体型とトイレ別途型があります。
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現場の設計条件に応じたカスタムメイド設計が可能です。例えば、下記のイラストようなトイレ別途のタイプにも対応可能です。
イラストではトイレ利用回数300回/日のシステムイメージを示してます。
太陽光発電・蓄電システムは現場の設計条件に応じたオリジナル設計が可能です。
雨水利活用システム「アメリオ」を設置すれば、上水接続が困難な場所でも手洗い、掃除用水などの供給が可能です。
遠隔監視システムによりシステム異常の予防、早期発見が可能となり、管理コスト、労力の削減が図れます。